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甲南ユーテイリテイ株式会社殿

兵庫県神戸市 排水処理設備増強工事プロジェクト

産業システム: プラント設備建設

  • 2015年6月〜2016年3月

確かなエンジニアリング力と、幅広い技術力でお客様の要望に適した排水処理設備を実現

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困難に直面していたプロジェクトに、エンジニアリングとして参加

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お客様となる甲南ユーテイリテイ株式会社殿は、神戸東部第4工区食品コンビナート内のメーカー各社に対し工業用蒸気の供給、自家発電力の供給、受変電設備の供与、産業排水および生活排水の処理等を行っている企業です。当該コンビナートの流入水量が増加することが予測されていたため、複数のメーカーと話し合いながら、処理能力を増強させる新規設備をご検討されていた同社では、各社が提案する「計画」や「見積額」の違いの大きさにお困りの様子でした。

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そこに、新たな展開をもたらしたのが、当社 産業システム事業部でした。本案件の営業担当(写真左)は、次のように振り返ります。
「私たちは当初、同社のボイラー設備を、最新のバイオマス発電設備に更新する提案に伺っていました。その時に、排水処理設備のご相談をいただいたのです。」

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お客様と各メーカーの間に入って技術的要件を整理

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そして、2015年6月に産業システム事業部のメンバーが、エンジニアリングの立場でプロジェクトに参画すると、お客様の要望を詳細にヒアリング。
さらに各メーカーの提案内容を、お客様にもわかりやすく整理することで、コミュニケーションを円滑にしたと、技術担当(写真右) は振り返ります。

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「各メーカーの提案は、仕様もコストも、バリエーションに富んでいました。 そこで、私たちは各メーカーの提案内容を、見やすく比較検討表にまとめ直した上でお客様、および各メーカーと話し合い、仕様策定・メーカーの絞り込みを進めていきました。」
こうしたコンサルティングの末にプロジェクトが一気に動き出すと、お客様からEPC(設計・調達・建設)で受注。2015年9月に着工し、予定通り2016年3月に完成。現在、順調に稼働しています。

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円滑にプロジェクトを完了させた実績により、木質バイオマス発電も受注

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お客様の新排水処理設備は、敷地内の旧重油タンク跡地に建てられ、既存の排水処理設備と並行して稼働。想定通りの性能を発揮して、神戸東部第4工区食品コンビナート内のニーズを満たしています。

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そして、当社は、このプロジェクトの仕様を最善な形にまとめ上げたエンジニアリング力や、施工管理能力などを高く評価され、当初提案していた「バイオマス発電設備」も無事、受注に至りました。2016年6月現在、着々とプロジェクトが進行しています。
営業担当と技術担当は、「仕事を進める上で一番大切なことは、現場で、お客様や各メーカーと誠実に向き合い、コミュニケーションを図ることだ」と声を揃えます。
「設計から各所との交渉まで行い、プロジェクトのあらゆるフェーズに携わることが出来る点が、私たちの仕事の醍醐味だと思います。 特に重要となるのは、プロジェクト全体を円滑に回すためのコミュニケーション力です。 私たちの請け負うプロジェクトは1年以内の短期で完了することが多いため、経験を積む機会にも恵まれています。そのため、比較的若い時から、プロジェクトの重要な役どころを任されるなど、やりがいも多いと思います。」

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  • このコンテンツは、2016年に取材・製作しました。

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