
| 動作環境 | |
|---|---|
| サーバ | |
| OS |
Windows(R) Server 2008 IIS7.0 Windows(R) Server 2003 IIS6.0 Windows(R) 7 Professional Windows(R) Vista Business Windows(R) XP Professional |
| CPU | 1GHz以上のプロセッサ |
| HDD | 200MB以上 |
| RAM | 256MB以上 |
| クライアント | |
| ディスプレイ | 解像度XGA以上 |
| ブラウザ | Internet Explorer 6.0/7.0/8.0 (他のブラウザには対応しておりません) |
以下をクリックしていただくとそれぞれの項目にジャンプします。
1990 年代より地球環境問題への関心が高まり、従来の大量生産・大量消費・大量廃棄の社会構造を「循環型社会」に転換して行く必要性が高まって来ました。 一方、産業界では「品質・コスト・機能」を満足しても顧客の満足が得られず、第4の要因として「環境対応」が迫られています。これらを実現するためには、環境調和型の製品やサービスの開発が不可欠であり、ライフサイクル(原材料採取、製造、流通、使用、リサイクル、廃棄)全体における環境負荷を定量的に評価するライフサイクルアセスメント(LCA)技術が極めて重要となって来ました。
LCAとは、製品やサービスのライフサイクル全段階において、地球環境に与える影響を分析する手法であり、環境負荷の低減を図るためのツールとして期待され、国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)によりISO14040~14043として2000年に国際規格化が完了しました。また、日本工業規格(JIS)化も進み、JIS Q 14040~14043として2002年に日本の国内規格として発行されました。
さらに、ISO14040~14043は、約5年の歳月を掛けて見直しが行われ、2006年に環境ラベル:ISO14025、環境適合設計(DfE :Design for Environment):ISO/TR14062などの規格に対応したISO14040/14044の2つに再編され、環境影響評価を行うために必須の規格となりました。
Easy-LCAは、製品の設計時に製品の環境影響を定量評価し、科学的に分析・改善に結び付けていくライフサイクルアセスメント (LCA)を効率的に実施する支援ツールです。
LCA は、製品のライフサイクル(原材料採取、製造、流通、使用、リサイクル、廃棄)において、調査・解析をともなう煩雑な作業が必要となりますが、Easy- LCAは、製品のライフサイクルをモデル化することにより、煩雑な作業を軽減し、短時間でのLCAを可能としています。
日本国内の環境負荷データベースと、海外の環境負荷まで考慮した地球規模のデータベースの両方を搭載しているため、評価対象に合わせてシステム境界を選択することができます。
製品を構成するユニットや部品レベルの評価が可能であるため、改善に向けた問題点の把握が可能になります。
新製品の優位性や改善効果の可視化が可能になります。
大気系・水圏だけでなく、資源消費といった様々な環境側面からの定量評価が可能になります。
ISO14040、14044規格やJIS Q 14040シリーズで必要とされるインパクト(環境影響)評価が可能になります。
インパクト評価のための係数はユーザが定義することも可能なため、独自の統合指標を作成するなど、様々な評価が可能です。
LCAを行うことにより、「環境に良さそうだ!」といった漠然とした"定性的な評価"から「CO2の排出量を15%削減した」や「大気汚染物質を20%低減した」という具体的な数字で表現が可能な"定量的評価"に転換することができます。
LCA 結果を活用することで、製品やサービスに対して納入先より要求される環境情報の開示が可能となり、さらにカタログや環境(CSR)報告書にLCA結果を掲載することで、メディアを通じて外部への情報公開や環境に対する取組みをアピールし、他社の製品やサービスに対して差別化を図ることができます。
図は、使用段階の省エネルギーを目指して設計変更を行い、製品を構成する原材料の部分が増えたものの、使用段階のCO2排出量が大幅に削減できたために、製品ライフサイクル全体のCO2排出量を削減できた事例です。

エネルギー使用製品の環境に配慮した設計に関する欧州指令で、LCAに基づく環境影響評価を意識したものです。 EuP指令に適合しないとEU圏内での製品の販売や流通に支障を来たす恐れがあります。
人間社会の様々な活動が排出するCO2ほかの温室効果ガス(GHG, Greenhouse Gas)を調査・集計する手法で、製品のライフサイクル(原材料採取、製造、流通、使用、リサイクル、廃棄)の各段階での温室効果ガスの排出量の把握が必要です。
英国では既にPAS2050:2008として規格化されており、ISO14067:製品のカーボンフットプリントも2011年の発行が予定されています。
米国のWRI(World Resources Institute)およびWBCSD(World Business Council for Sustainable Development)の共同作業で発行された、事業者排出量算定報告基準(A Corporate Accounting and Reporting Standard)と、プロジェクト算定用GHGプロトコル(The GHG Protocol for Project Accounting)の2部で構成され、前者は事業者(産業、NGOおよび政府機関)の活動から排出される温室効果ガス排出量の算定と報告の基準について記載されています。
後者は地球温暖化防止プロジェクトによる温室効果ガス排出量の減少や除去量/貯留量の増加を定量化し、報告するための原則、概念、手法を提供しています。
この様に事業活動やプロジェクトの遂行に際しても、温室効果ガスの削減が求められています。
Easy-LCAは、最新の2000年産業連関表(2004年発行)を用いた産業連関分析手法により構築された原単位データベース(国内、海外)を搭載しています。 国内、海外とも、3700のデータ数を持っています。
インベントリは、CO2、SOx、BODから、砕石、砂利、ばいじん、HFCまで、国内、国外とも下記の30種類を持ち、様々な評価にご利用いただけます。
インベントリが30種類あることで、日本版被害算定型影響評価手法 (LIME:Life cycle Impact assessment Method based on Endpoint modeling ※)による 統合指標を高い精度で算出しやすくなりました。
※LIMEは、産業技術総合研究所がLCAプロジェクト(経済産業省/新エネルギー・産業技術総合開発機構)と協力して開発したインパクト評価手法です。
エネルギー、CO2、SOx、NOx、BOD、COD、SS、T-N、T-P、原油原料、原油燃料、石炭、天然ガス、鉄、銅、鉛、亜鉛、アルミニウム、マンガン、クロム、ニッケル、砕石、砂利・採石、石灰石、素材(木材)、ばいじん、HFC、HFC23、PFC、SF6
海外原単位は、搭載数は3700種類で国内原単位と変わりませんが、国内における産業の波及効果に加えて、下図の様に海外で発生している環境負荷も考慮しています。そのため、国内原単位よりも、環境負荷は大きくなります。

“製品名”・“型式名”、“製品梱包質量”、“製品梱包容積”、“製品梱包材質量”を入力します。
製品が動作するための“機能単位”を入力します。
“製品ライフサイクルシナリオ”を入力します。ここにシナリオを記載することで、LCAを行なう目的や範囲の設定を明確に して情報の共有化が図れます。
“LCAの目的”を選択します。“原単位選択”は利用可能な原単位データベース名が表示されますので、 評価の目的や範囲の設定に合致したものを選択することができます。

製品に使用されている素材・部品を全て調査し、その使用量をリストアップします。
複数の素材や部品から構成されている半製品(下表の液晶パネル)や複合材(下表のPC+ABS)の場合は、金額や組成比から推定したデータ値を用います
| ユニット | サブユニット | 材料名 | 使用量 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 本体カバー | レール | ステンレス鋼 | 350 | g |
| 本体カバー | スペーサ | ステンレス鋼 | 30 | g |
| 本体カバー | 防振ゴム | アクリロニトリルブタジエンラバー(NBR) | 100 | g |
| 本体カバー | フレーム | ブリキ | 750 | g |
| 底板ユニット | フレーム | 亜鉛めっき鋼板(電気めっき) | 550 | g |
| 底板ユニット | 受板 | アルミ板 | 450 | g |
| 底板ユニット | シャフト | 高マンガン鋼 | 125 | g |
| 表示部 | 液晶パネル | ●液晶樹脂 | 25000 | 円 |
| 本体カバー | 外装部品 | PC+ABS(ユーザ作成) | 1500 | g |
リストアップした原材料をEasy-LCAに入力します。

製品を製造する際に消費されているエネルギーや製造時の副資材を全て調査して、その使用量をリストアップします。
製造工程で端材等が出る場合は、製造工程の環境負荷として加算する必要が有ります。
| 工程 | 材料名 | 使用量 | 単位 |
|---|---|---|---|
| 組立工程 | 事業用電力 | 10 | kWh |
| 組立工程 | 都市ガス(+燃焼分) | 0.5 | m3 |
| 組立工程 | 上水道・簡易水道一般 | 0.1 | m3 |
| 組立工程 | A重油(+燃焼分) | 2 | L |
| 洗浄工程 | イソプロピルアルコール | 30 | g |
| 洗浄工程 | 白もめん | 0.01 | m2 |
| 検査工程 | 事業用電力 | 1.5 | kWh |
リストアップした製造情報をEasy-LCAに入力します。

下表の様に、対象製品が工場から出荷され、顧客に届くまでの輸送手段と輸送距離を全て調査し、リストアップします。実際にトラック1台に積まれる製品数が明確でない場合や混載輸送の場合は、積載量と積載率から算出します。経路は3パターンまで登録可能です。
| 輸送区間 | 輸送手段 | 距離 | 単位 | 積載量 | 単位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 工場から駅 | 10トントラック | 100 | km | 1500 | 個 |
| 鉄道輸送 | 鉄道 | 750 | km | - | - |
| 駅から顧客 | 2トントラック | 50 | km | 300 | 個 |
リストアップした流通情報をEasy-LCAに入力します。

下表の様に、製品を使用する際に必要なエネルギーや交換部品の使用量や交換するタイミングを全て調査し、リストアップします。
1日何回または何時間使用するか?といった定常使用の場合だけでなく、間欠使用する場合などは全使用量から算出することができます。
| 項目 | 材料名 | 使用量 | 単位 | 使用時間/日 | 使用 日数 |
交換 周期 |
使用 年数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| スタンバイ | 事業用電力 | 10 | kWh | 10 | 240 | 3 | |
| 実使用 | 事業用電力 | 10 | kWh | 6.5 | 240 | 3 | |
| バッテリー | リチウム・ イオン蓄電池 | 1 | 個 | 500 | 3 |
リストアップした使用情報をEasy-LCAに入力します。

廃棄・リサイクルの評価方法には、詳細型と、簡易型があります。
詳細型リサイクルは、素材ごとに、投入エネルギーと、生成される代替品をリサイクル方法として登録、設定して算出します。詳細型廃棄では、素材ごとに、埋立率や焼却率などを個別に設定できます。
簡易型は、あらかじめ登録されているリサイクル率、再生還元率、埋立率などを使用して、ボタン1つで簡易的な評価を行うことが出来ます。

製品のライフサイクルの情報が全て登録されたら、インベントリ分析や、インパクト評価を実施し、製品改善に活用します。
こちらは製品ライフサイクルのステージごとのCO2排出量を表したグラフです。使用ステージの排出量が多いことが分かります。

こちらは原材料ステージの材料ごとのCO2排出量を表したグラフです。どの材料のCO2排出量が多いのかが分かります。その他、大分類ごとのグラフや、ユニットを絞り込んだグラフなどで様々に分析可能です。もちろん、他のステージも同様に分析することが出来ます。

こちらは2つの製品のインパクト評価のグラフです。インパクトカテゴリごとに優劣があることが分かります。インパクト評価はカテゴリごとに単位が異なるため、グラフは相対評価となります。


Easy-LCAの製品登録から評価までの流れを、実際の画面イメージを使用して、簡単にご紹介します。(最後までご覧になると5分程度かかります。)
リンク先では、説明のため一時停止します。先へ進めるには、このボタン
をクリックしてください。
※上記をクリックすると別ウィンドウで開きます。
※実際の画面イメージを使用しているため、XGA(1024×768ピクセル)以上の画面解像度が必要です。
※リンク先のページにFlashを使用しております。
ご覧いただくには、Adobe Flash Player(無償)が必要となります。
Easy-LCAは、豊富な材料種を持つ原単位データベースを搭載しているため、様々な業種の様々な製品・サービスの評価が可能です。
以下に、Easy-LCAを導入していただいている業種と、評価した製品の例をご紹介します。貴社の製品も、きっとEasy-LCAを活用して評価が可能です。
また、貴社製品に関するデータをいただいて弊社にて評価を行う「LCA評価代行」や、実際の貴社製品を評価するためのトレーニングを行う「導入トレーニング」などのメニューもあります。 お問い合わせください。
| 業種 | 評価製品例 |
|---|---|
| 設備工事業 | 電気工事 |
| 家具・装備品製造業 | 家具 |
| 印刷・同関連業 | 印刷物 |
| 化学工業 | 写真材料、合成洗剤、フィルム、シート |
| プラスチック製品製造業 | 自動車部品、住宅用製品 |
| 窯業・土石製品製造業 | セラミック製品、衛生陶器、セメント製品 |
| 非鉄金属製造業 | 電線・ケーブル |
| 金属製品製造業 | 粉末冶金製品 |
| はん用機械器具製造業 | エレベータ、ポンプ、流体バルブ |
| 生産用機械器具製造業 | 半導体製造装置、工作機械、FA機器、建設機械、産業用ロボット |
| 業務用機械器具製造業 | 複写機、自動販売機、事務用機械 |
| 電子部品・デバイス・ 電子回路製造業 | 半導体・集積回路、電子部品 |
| 電気機械器具製造業 | 発電機、配電盤、変圧器、モータ、 厨房機器、家電製品、空調装置、住宅関連機器、照明器具、 X線装置、医療用電子応用装置、電波応用装置 |
| 情報通信機械器具製造業 | パソコン、プリンタ、音響機器、映像機器、無線通信機 |
| 輸送用機械器具製造業 | 自動車、船舶、船舶用機関、鉄道車両搭載機器 |
| ガス業 | ガス製造 |
| 通信業 | 通信インフラ |
| 情報サービス業 | 業務用ソフトウェア利用、情報提供サービス |
| 道路貨物運送業 | 梱包材料、通い箱、輸送方法 |
| 学術・開発研究機関 | 灌漑設備、半導体製造方法 |
| 技術サービス | 建築物の環境影響評価 |
| 学校教育 | 食品、太陽光発電、住宅建設、廃棄物処理 |
| 廃棄物処理業 | 家電リサイクル、リサイクル設備 |
業種は、日本標準産業中分類で分類し、中分類番号順に表記されています。