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2000年度
24時間現場の鼓動が聞こえる(NO.2)
2000.8.29
21世紀は間もなくやってきます。IT、環境、会計ビッグバーン…。企業を取り巻くキーワードも変ってきています。当社の普遍のキーワードは「現場」、「技術」そして「人材」。
最近の現場をピックアップし、その活躍振りを紹介します。

●世界初の現場で結ぶ技術 …電力事業部
碧南火力発電所 7月10日、30度を軽く超える猛暑の中、愛知県三河湾に面した現場では、4号機タービンの軸と軸をつなぐためのセンタリング作業が行われていました。中部電力(株)碧南火力発電所4・5号機据付工事の鈴木所長は、信念に満ちた口調で話します。
 「定格出力100万kWのタンデム型タービン(高圧〜低圧タービンが一列に並んでいる)の採用は、ここ碧南火力発電所が世界初。こうした高い技術を次世代に継承するためにも、当社の若手社員を現場で育てていく。」
 碧南火力発電所は、平成5年までに1〜3号機が運開し、総出力210万kWの発電所として稼動していますが、枯渇資源の有効活用と中部地区のベース発電所として安定供給の実現のために、平成10年に4号機設備、1年遅れで5号機設備(共に100万kW)の建設が始まりました。当社が世界初の設備の据付けを任されたのは、すなわち、今までの実績が認められ、信頼を生み出した結果といえます。
 現在当社社員14名が現地で工事に携わり、所長・副所長・安全担当を除くと、最年長でも32歳という、若手から中堅社員を集めています。
 「火力発電所でも技術の進歩は、加速してきています。我々の使命は、こうした進歩に対応できるものを次世代に残していくこと、つまり、人材の育成です。ここには、世界初の100万kWタンデムコンパウンドがあります。自分たちのノウハウを学んでもらうには絶好の機会といえます。」
 当社の技術は、世代を重ねて洗練されていきます。

当たり前を生み出す技術 …機電事業部
都営12号線 「地下鉄工事は機材の搬入が大変です。開口部は限られているし、既存の地下鉄入口を使わなければならない場合には、終電後の真夜中からの作業となります。」(青木所長)
 7月13日、年内開通を目指す地下鉄大江戸線(都営12号線)の環状部26駅の駅舎電気設備工事現場では、実際に車両を運行するテストがおこなわれ、当社施工の変電所、防災設備および駅電気室はすでに稼動していました。
 各駅舎で電気工事を行なうため、現場を効率よく回らなければならず、打合せや作業監督など1日に1〜2駅の現場がせいぜい、もちろん、不便なところに建設しているわけで、駅舎間の移動は徒歩あるいは営業中の地下鉄かバス、バスを乗り継ぐこともしばしばとのこと。出来てしまえば便利は当たり前、不便な中での工事を着実に終わらせていくことが、当社の使命です。
都営12号線 「地下鉄工事は文字どおり地下の仕事、日の当たるところで仕事がしたいと思うこともあります。」とはいいながらも、多くの人々の足となる地下鉄建設での、安全と安心を生み出す仕事に、所長をはじめ全員が責任感をみなぎらせていました。
 わたしたちが何気なく利用しているもののなかに、当社社員の気概の結晶があることを心に刻み、当たり前を生み出す技術を誇りにしたいものです
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