千葉サービスセンターは、回転機の修理、改造、試験、調整、絶縁診断、ゆるみ診断、また、受変電設備をはじめとする電気設備などの点検を行っています。 特に、回転機の補修は、あらゆるメーカーに対応した技術力を有し、お客様のさまざまなニーズにお応えしています。

所在地

〒299-0101 市原市青柳北1-5-1 東芝プラントシステム株式会社 千葉サービスセンター
回転機補修作業
1. ミーティング
安全ミーティング
作業者全員が集合し、当日の作業内容、役割分担及び安全について指示徹底する。
2. 現地取外し
お客様の据付場所から回転機を取り外し移動する。
クレーン設備の無いところでは「ころ」を使って移動する事もある。
中小形回転機は仮設のクレーンを設けて取り外し移動する。
大形回転機は据付場所で回転子と固定子に分解し、天井クレーンで移動する。
3. 輸送
中小形回転機はユニック車(クレーン設備のついている車両)を使用し、回転機の吊上げと輸送を行う。
4. 受入検査
回転機の予防保全には固定子絶縁特性を維持する事が最も重要である。工場搬入時に自動絶縁診断装置により特性を種々測定し整備補修の判定を行う。
5. 分解・点検・測定
回転子引抜き分解し、固定子、回転子及び軸受回りを点検すると共に、測定と試験を行い整備内容を決める。
一体で工場に搬入した回転機は回転子引抜き分解を行う。
固定子コイルを鉄心に固定している楔のゆるみ点検とコイル相互の糸縛り点検を行う。写真は楔のゆるみ点検を示す。
回転子を支えている転がり軸受の嵌合が良好か、軸受ブラケットの内径をシリンダーゲージで測定し良否を判定する。
回転子コイルの銀ろう付け部の良否を液体浸透探傷試験により判定する。
すべり軸受の場合はバビットメタルと台金の密着の良否を液体浸透探傷試験により判定する。
立形の回転機には扇形に分割された推力軸受が設けられている。バビットメタルと台金との密着の良否を液体浸透探傷試験により判定する。
6. 補修整備
| 洗浄・乾燥・ワニス処理によるコイル絶縁強化と各部の手入れ・補修を行い整備する。 |
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絶縁物の熱劣化を防止する為に洗浄後の乾燥を真空乾燥炉により行う。 |
固定子の汚れをスチーム洗浄により除去する。油の汚れは溶剤洗浄も行う。
固定子コイルにワニス処理・乾燥を行い絶縁強化を図る。
回転子コイルは運転により緩む事があり、固定強化を行う。
7. 組立・調整
| 整備された固定子、回転子及び軸受回りを組立・調整する。 |
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クレーンを使い、固定子に回転子を軸方向から挿入する。 |
回転子挿入後、軸に転がり軸受を嵌合する。
巻線形回転子のブラシ回りの組立と調整を行う。
大形回転機は据付場所で最終組立と調整を行う事もある。
8. 工場試験
| 組立後に回転機単体を定格電圧で運転し、電気的特性と機械的特性が良好である事を確認する。 |
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回転機は最初に低周波数で低速運転し聴診棒で軸受音等を確認する。その後徐々に回転を上昇させ定格無負荷運転を行う。 |
汎用の小形低圧電動機も試験定盤に据付けて定格無負荷試験を行う。 |
9. 出荷
整備後にお客様の据付現場までトラック等を使い運搬する。
10. 現場据付・調整
| 回転機をポンプ等の相手機械と芯出し調整し据付する。 |
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大形回転機は相手機械と回転子の芯出し調整を行い、その後に固定子との空隙をゲージで測定・調整し据付ける。 |
相手機械との芯出しはダイヤルゲージで継ぎ手の振れを測定して行う。 |
11. 現地試験
据付け完了後に試運転を行い良好である事を確認してから営業運転に入る。
12. 完成
据付けと試運転に使用した器材や消耗品を方付けして完了となる。
修理・点検・試験
- クサビ入替
鉄心スロット溝のコイルをクサビで固定しているが、長期間の運転でクサビが緩む事がある。古いクサビを除去し新しいクサビに入替えてコイルをしっかり固定する。
- バランス調整
運転時の振動を良好に保つ為にバランスマシーンにより回転子の釣合いをとる。
- BBハウジング肉盛修理
転がり軸受を支えているハウジングが摩耗する事があり、溶射肉盛を行い規定の寸法に修理する。
- 軸受交換(メタル注入替)
転がり軸受は新軸受に交換する。すべり軸受は台金とバビットメタルの密着程度により新しくバビットメタルを注入替する。
- 油きり補修
油きりは軸受箱の外に潤滑油を漏らさない為に組み込まれており、軸との微少の隙間管理の為に補修整備する。
- 糸縛り補強
長期運転による絶縁劣化や始動時の電磁振動によりコイルの糸縛り部が緩む事がある。旧糸縛りを除去し新しく糸縛りを行い又、追加補強も行う。
- コレクターリング旋削
巻線形回転機は回転子のコレクターリングからブラシを介在して外部の抵抗と接続し制御を行っている。ブラシ摺動によりコレクターリング表面が荒損したり、摩耗したりする事があり整備時に旋削する。
- 試験
単体試験の他に回転機の組み合わせ試験を行う事がある。
絶縁診断
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| 絶縁診断のフローチャート |
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高圧電動機用自動絶縁診断装置
電動機コイルの絶縁状態を短時間で高精度に自動診断し、結果をデータベース化することにより、履歴の管理が出来ます。
高圧電動機用自動絶縁診断装置の特徴
1. 自走式なので、直ぐに移動でき、診断準備が簡単で、即座に試験が可能
2. 搬出入が困難な距離の離れた機器でも診断が可能
3. 診断過程をリアルタイムで監視
4. 高精度な診断結果を即座に全自動で出力し提出
5. 全工程の時間短縮を可能にし、効率の良い低価格を実現
6. 豊富に保有している過去データと比較が可能
仕様
- 測定出力: DC 2〜1,000V AC 0〜11,000V 7.5kVA-30分
- 寸 法: 1,150mm(幅)×3,350mm(長さ)×1,950mm(高さ)
- 重 量: 1,750kg
- 測定項目: 直流吸収試験、交流電流試験、誘導体損失角試験、部分放電試験
電気設備保全
特高の受電部分の碍子清掃を足場を使い実施する。
特高屋外変電所回転断路器の点検を停電にて実施する。
特高ハウジング内の碍子の表面の汚れ、傷、割れが無いかを点検する。
通常の点検では実施しないが必要な場合には耐圧試験を実施する。
主変圧器は最重要機器ですので、停電時には点検を実施する。
接地抵抗計により接地抵抗を測定し接地極、電線などに異常が無いかを検査する。
高圧用アレスタ(避雷器)を盤より引出し損傷が無いかなどを点検し絶縁抵抗測定を実施する。
巻線形電動機の起動用などに使用されますが、抵抗片に亀裂、割れなどが無いか又、抵抗値に異常が無いかを点検する。
金属抵抗器と同じ様な用途ですが熱容量が大きい、抵抗値が連続的に変化できる、価格が安いなどの理由から現在でも多く使用されていますが、タンク内にある電極、絶縁物などの定期的な点検が必要です。
高圧コンビネーションスターターなどに使用されています、動作回数が比較的に多く予防保全として点検清掃は欠かせません。
電気設備の監視役である保護継電器が設定値で正常に動作するかを実際に模擬電流、電圧をかけて試験をする。
真空遮断機(VCB)は操作機構への注油、真空バルブの点検を行う。
マグネブラスト遮断機(MBB)は接点の点検アークシュートの点検、機構部への注油などを行う。
高圧配電盤は定期的に点検清掃を実施する。