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社員紹介

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産業システム事業部
施設建設部 施設設計グループ

震災が将来像を見直すきっかけに
巨大な工場の生産ラインを支える仕事は、
規模もやりがいもデカいです。

設計担当 #02

2012年入社
大卒(専攻:工学部・機械工学科)

描いたものがリアルな建物になったとき、メンバー全員で喜びを分かち合う

現在私が担当しているのは、東芝の半導体工場の設備設計です。基本的には本社で設計をしていますが、必要に応じて現場に出向くこともあります。現場に行くと、いろいろな意味での「大きさ」に驚かされるんです。設計は机上で行いますので、1/500や1/1000の世界で図面を描きます。それが現場に行くと、普段目にしている図面の1000倍もの建屋がいくつもいくつも並んでいて、そのスケールに圧倒されます。自分は、とても大きなことを仕事にしているんだと、あらためて感じる瞬間です。

私の部署は、大規模な設備の設計を行いますので、5人くらいのチームで1カ月、2カ月、長いときは3カ月くらいを要し、先輩や後輩達と協力しながら業務を進めます。図面ができたら施工部隊に渡し、長い工期を経て、お客様にお納めするわけですが、図面だった平面のものが立体的に建物になったものを見渡したときの達成感は、言葉にするのが難しいくらいです。協力してきたメンバーと喜びを分かち合えるのも、この仕事ならではだと思います。

東日本大震災が、将来を見直す時間をくれた

私は電気設備設計を行っていますが、もともとはエンジニアに憧れて、大学時代は機械工学を専攻していました。というのも、私は出身が静岡県掛川市ですが、静岡県の西部地方は自動車関連の会社がとても多く、小さい頃からずっとそういう環境で育ってきましたので、将来は製品を作る、自動車関係の会社で物作りをしたいと考えていました。そう考えるのが自然だったという感じです。実際、私の父も自動車関係の会社に勤務しています。

ところが、ちょうど就職活動をしていたときです。その年に東日本大震災があり、就職活動が一時的に2カ月くらいストップしました。幸か不幸か、その間、就職そのものを見直す時間ができたのです。それまでの就職活動で今ひとつ手応えを感じられなかったこともあり、少し職種の幅を広げてみることを考えました。プラントや社会インフラの業界も視野に入れて検討したところ、当社にたどりつきました。

学生の頃は正直なところ、このような業種との接点が感じられませんでした。例えば自動車製品の場合は、自分の身近にあるというか、自動車に乗れば目にしたり感じたりすることができます。しかし、プラントや社会インフラは規模が大きすぎて、それが自分たちの生活にどう関わっているのかが、ピンとこなかったんですね。でも、東日本大震災を経験したことで、そういった仕事の重要性をひしひしと感じました。規模も大きいけど、やり甲斐も大きいと。ここで勝負をしようと、入社を決めました。

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成長をサポートしてくれる教育体制に、日々感謝

当社はとても「人」を成長させてくれます。現場での指導も手厚いですが、社内教育にも非常に力を入れていると感じています。教育は業務時間内に行われるので、当然給料も発生しています。そこで学んだことを業務に生かしたり、将来の希望を見出したり、明確な目標を定めることができます。

設計や工事に必要な教育も充実していますが、とても印象に残っているのが、グローバル教育としてOJT業務を行ったことです。基本的には、海外向けに業務を行う人が対象となる研修で、TOEIC取得スコアの規定があります。私はスコアが足りないながらも、入社前から海外に興味がありましたので手を挙げました。部長の後押しもあって実現しましたが、3カ月の研修はとても刺激的で毎日が充実していました。貴重な時間をいただいたことを、とても感謝しています。

学生へのメッセージ

世の中には、自分の知らない会社や業種がたくさんあります。ターゲットを絞って就職活動をすることもよいですが、視野を広げて、これまでと違う方向をみることも大事なことだと思います。想像していた人生と違う、面白い道を歩むことができるかもしれません。

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