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社員紹介

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カーボンソリューション事業部
変電部 変電技工グループ

変電所は、大きなトラブルを起こすことが許されない重要なインフラ
だからこそ失敗の経験やそこで身に着けた対応力が現場力になります。

施工管理担当 #04

2007年入社
大卒(専攻:工学部・機械システム工学科)

快適な生活を支える、重要な仕事

発電所で作られた電気は徐々に電圧を下げながら、工場や各家庭に送られます。この「徐々に電圧を下げる」ところが変電所です。変電所は至る所に存在し、蜘蛛の巣のようにつながっています。実は、私も入社前は変電所を意識したことはなく、この仕事を始めて「これも変電所なんだ、あれも変電所なんだ」という目で意識するようになりました。変電所は都内だけでもものすごい数が存在します。地名を言われても、そこがどこなのかすぐには思いつきませんが、変電所の名前を言われると「ああ、あの辺りね」とすぐにピンときます。

私は、この変電設備の点検、補修、増設を計画する、変電技工グループに所属しています。変電所は町の中や地下など、その場所によって作業環境が大きく異なります。使用する機材や工事・点検のスケジュールを調整することが主な仕事になります。変電所では、停止工事といって電気を止めて工事を行います。電気を止める期間を1日でも延ばすわけにはいかないので、綿密な計画と、何かあったときの対応力が求められる、とても重要な仕事です。

失敗は恐れない。あえて失敗を経験させて、大きく育てたい

仕事に失敗はつきものです。私も大なり小なり、失敗を経験しました。肝に銘じているのは、その失敗を無駄にせず、失敗から学んでステップアップするということです。私の部署は、工事のやり方から完了、原価管理まで、すべて任せてもらえます。ですから、大きい案件を任せてもらったときは、「ああ、少しは成長したのかな」などと思うときがあります。

入社して10年が経ちますが、今ちょうど、先輩と後輩の真ん中くらいにいて、橋渡し役にならなければと感じています。そう思えるのも成長の証かもしれません。

後輩には失敗を恐れずに、いろいろなことにチャレンジしてほしい、むしろ失敗をした方がいいとさえ思っています。失敗をしないと工事は何事もなく終わってしまいます。それは現場にとってはいいことなのですが、「人」を考えたとき、トラブルに見舞われたときの対応力が身につかずに終わってしまいます。そうすると、いずれ大きな現場を任されたときに先読みができずに、取り返しのつかない失敗をする可能性があります。ですから入社してから3年くらいは、失敗を恐れずに前に進んでほしいのです。後輩にもできるだけそういう言葉をかけるように、心がけています。

私自身、いろいろなスペシャリストである諸先輩方を見習いながら、まだまだ勉強の身です。工事だけではなく、機器のこと、システムのこと、現場全体に精通したプロフェッショナルになれるよう、いろいろな先輩の「技」を盗んで磨きをかけたいと思っています。

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楽しい寮生活で、不安を解消

私は入社をきっかけに九州から出てきました。都会での一人暮らしには非常に不安を覚えましたが、当社には独身寮がありましたので、とても安心して上京することができました。部屋は個室でしたが、食堂やお風呂は共同でしたので、すぐに仲間ができました。故郷は違えど、同じ上京意識を持つ者同士、助け合い励まし合いながら過ごすことができました。寮が一緒だった先輩や同期とは、いまでも一番つながりが大きいですね。

当社は、福利厚生という面からも、社員をサポートしてくれます。「フレンドリーチーム支援制度」という制度は、社員同士のコミュニケーションを図るため、年に一度会社から補助金が出るというものです。先日もこの制度を利用して、別の部署と合同でバーベキューを開催しました。他部署との交流にもつながり、これが仕事の上でも意外と役立っているのです。

学生へのメッセージ

学生の皆さんに伝えたいことは、「とりあえずやってみる」ということです。1年目、2年目、3年目くらいまでは、まずはがむしゃらにやってみることです。それは必ず大きな自信につながると思います。何が起きても乗り越えられる、大きな人間に成長させてくれるはずです。

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