社員紹介
カーボンソリューション事業部
CSフィールド建設部 施工グループ
就職活動中に出会った人々の
心の優しさに惹かれて入社。
プラントの建設を楽しんでいます。
施工管理担当 #06
2014年入社
大学院卒(専攻:機械工学)

広い世界で、より進んだ技術を学ぶため、2007年に来日
私は、マレーシアの出身です。2007年に来日して高専に通い、大学・大学院へ進学し、機械工学を学んできました。最初は、国外に出る気はなかったのですが、母親に「もっと広い世界で学んできた方が良い」と言われて日本に来ました。今ではすっかり日本に慣れてしまいました。
この会社を選んだ理由は2つあります。
1つ目は、大勢でチームを組んでモノづくり=プラントを建設することが出来ることです。大学時代、アイスクリーム工場でアルバイトしたことがありますが、生産ラインに一人で張り付いて作業するのは、あまり面白いとは言えませんでした。ですので、もっと大勢の人とチームを組んで、とても大きな仕事をしたいと思ったのです。
そして2つ目は、「人々が素晴らしかった」ということです。就職活動中に出会った東芝プラントシステムの人たちは、全員同じように快く私を受け入れてくれましたし、話の内容にも心が通っていることを感じました。「この会社なら、安心して働けそうだ」と思ったので、入社を志望したのです。
言葉は難しくても、自分から積極的にコミュニケーション
私が配属されたのは、電力事業部の火力施工グループです。建設現場で、工事の監督などをする仕事です。日本語で文章を書くのは難しく、デスクワークが苦手なので、体を動かす職場を志望しました。
時としてコミュニケーションに苦労することもあります。私の姿を見た人が「日本語通じなかったら、どうしよう?」と構えてしまうのが分かります。自動的に気持ちの壁が出来てしまうのです。それに、私も日本語が完璧に使えるわけではありません。ですから、自分の意図がきちんと相手に伝わっているか、毎回きちんと確認するようにしていますし、相手の話で、少しでも分からない言葉があったら質問するようにしています。時には、絵を描いたりしながら、コミュニケーションしています。
おかげで、きちんと仕事もできています。協力会社の方々にも、自分から積極的に声をかけるようにしています。自分がやりたいこと、思いついたアイデア、そのすべては、口に出して相手に伝えなければ何も始まりませんからね。


「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」
この仕事は奥が深いです。覚えることがまだまだいっぱいあります。協力会社の方に質問されても、まだ答えられないことが多くあります。ですから、実際の現場で、協力会社の方々からも十分な信頼を得るには、もう少し時間がかかると思います。
大切なことは、恥ずかしがらずに、知らないことは何でも質問することだと思っています。恰好つけて「知っているふり」をしても、仕方がないですからね。
一日も早く、十分な知識を身に付けて、現場でしっかりと活躍できるようになりたいです。そのために、今、毎日努力しています。
学生へのメッセージ
入社前に感じた、会社の「人間的な温もり」は、入社してからも変わっていません。とても良い人たちに囲まれて仕事が出来ていると思います。
毎年一回はマレーシアに帰郷するのですが、年々開発が進んでいて、今ではすっかり道に迷ってしまうほどです。もう、日本に慣れ過ぎてしまったのかもしれません。それほど楽しく働いています。