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社員紹介

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社会インフラ事業部
社会インフラ建設部 建設第一グループ

絶対に止められない空港の電力設備をつくるために、
設計、調達、施工のすべてに携われるのが魅力です。

施工管理担当 #03

2016年入社
大卒(専攻:環境エネルギー工学)

空港の設備に命を与える電力設備を担当

自分で設計したものを、自分で施工してみたい。そんな希望を面接時に伝えたところ、「ぴったりの部署がある」と配属されたのが現在の部署でした。私が所属する社会インフラ建設部は、国内を中心とした空港、道路、交通、金融機関、娯楽施設、デパート等における電源設備、監視制御設備、無停電電源設備、発電機設備の設計・施工を行っています。

私はとくに空港内のあらゆる施設や機器に電力を供給するための受配電設備の工事を担当しています。その受配電設備にトラブルがあれば、管制塔設備や滑走路の誘導灯などをはじめ、重要な設備への電力の供給が停まって空港が機能停止し、社会的に大きな影響を与えてしまいます。それだけに配属された時は、大きな仕事に携われる喜びとともに、身の引き締まる思いがしました。

これまで、国際空港を含む全国各地の空港の案件を担当してきました。私の役割は、発注図というベースになる図面をもとに、実際に据付工事を行うのに必要な施工図を作成すること。さらに、工事に必要な材料や資材を選定し、現場で工事の施工管理も行います。初めて先輩から「これをやってみて」と、業務を任された時は、「自分に本当にできるのか?」という不安を、「やってやる!」という思いで抑えつけて取り掛かりました。

自分の考えで工事を進めていける

設計や施工をするには、事前の現地調査が何よりも重要です。たとえば、受配電設備から電気を送るためのケーブルを配線するには、最適なルートを決める必要があり、ケーブルの布設場所によって、工事内容や使用する材料も変わってきます。実際に受配電設備を設置する場所も調査して、どうすれば現在運用している設備に悪影響を与えずに、工事ができるかを検討し、ケーブルや配線路材の選定から設備が地震などで倒壊しないよう耐震計算なども行います。非常に多くの項目を一つずつ精査して、考えて実現できるのがこの仕事。もちろん、最初は何もわからないので、毎日が勉強の連続です。

機器の配置や配線ルートなど施工するために必要な図面は製図ソフトを使用して作成します。製図ソフトを使った設計はまさに自分がやりたかったことなので、とても楽しいです。自分の思い通りに設計し、適合した材料を購入して、考えた通りに施工できる。それが面白くないわけがありません。途中にハードルもありますが、乗り越えるたびに知識や経験が増えて、成長が実感できます。

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工事の安全や品質を守るのは自分

失敗することもあります。客先引渡し前の社内検査で受配電設備の据付不良がわかりました。工程が厳しく機器の据付場所の環境が悪い状況でしたが、確認不足によって引き起こしてしまいました。工事の難しさや厳しさ、作業一つひとつの重要性を身にしみて感じました。

それだけに、工事を行う場合には、実際に施工を行う協力会社の方々に「ここはこうしたい」という施工の意図や思いを、しっかりと伝えることが重要です。協力会社の皆さんも経験豊富な人が多く、いろんなアドバイスをいただきながら、協力して工事を進めます。しかし、最終判断をして工事の安全や品質を守るのは自分なので、妥協はできません。

一日の仕事がうまくいけば、それだけでも達成感があります。初めて受配電設備に電気が送られてくる瞬間は不安もありましたが、何事もなく無事に受電した時は、ホッとしました。その気持ちを味わうために、毎日の業務に挑戦し続けています。

学生へのメッセージ

大学では化学の研究をしていたため、入社前には電気の知識は全くありませんでした。しかし、入社1年目の新人研修中には時間的な余裕があり、国家資格である第一種電気工事士を取得することができました。何事も興味を持つことで仕事や勉強が楽しくなります。興味を見出して仕事をすれば技術者として大きく成長できると思います。

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