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社員紹介

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原子力事業部
原子力フィールド試験技術部 システム制御調整試験グループ

現場で最後の試験を行う「ラストマン」
いろいろな現場を経験し、今この重要な役割のおもしろみを感じています。

試験・試運転調整担当 #05

2011年入社
大卒(専攻:繊維学部・機能機械学科)

私たちは、原子力発電所のラストマン

私は、原子力発電所の制御システムや計測器関係の、試験や最終調整を担当しています。大きいプラント、小さいプラントを問わず現地に赴き、システムが制御している弁やポンプ、温度計や圧力計がある現場で調整を行い、そのデータを中央制御室に転送して相互に監視しながらテストを行います。

完成間近に行う試験であり、この試験をクリアしてお客様に引き渡すことができる、とても重要な役割を担っています。原子力発電所の最後の砦で、私たちは自らを「ラストマン」と呼んでいます。

新入社員の頃から、現地でモノ(機器)を触って仕事をしています。大事な機器を壊してしまう危険がありますので、当初は必ず先輩などとペアを組んで、指示されたことを正確に行う、分からないことは決してやらない、ということをたたき込まれました。今ではだいぶ理解も深まり、自分が主体となって試験に臨んでいます。まだまだ勉強中の身ではありますが、仕事の面白みを感じているところです。

海外では、言葉の壁より心の壁を取り払うことが大切

国内の現場だけでなく海外で試験を行うこともあり、社内のグローバル研修で、行動、behavior(ビヘイビア)が非常に大切であるということを学びました。実践的な海外向けの研修として、現地へ赴く前の準備や心構えが身についたと感じています。

研修の後、昨年行ったのがUAE(アラブ首長国連邦)です。英語はそれほど堪能ではないのですが、現地へ行けば何とかなる、という気持ちで臨みました。気持ちの持ち方が第一で、まずは心の壁を取り払うのが重要なのだと思います。

海外では、まずは反応することが大事です。日本人はどうしても完璧な英語、正しい文法で話そうとするところがありますが、相手はそんなことは望んでいません。NoなのかYesなのか、その場で判断して答えることができたのは、研修でたたき込まれた結果だと感謝しています。

また昨年、海外原子力プラントの技術指導員として現地に行くチャンスをいただきました。導入したシステムを理解しているのが自分だけという状況で、現地スタッフと一緒に仕事をしました。コミュニケーションはもちろん英語です。非常に苦労した点も多かったのですが、いま振り返ってみると大変貴重な経験をしたのだと、あらためて感じています。

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「一人抱え込むことはない」この一言が気持ちを軽くしてくれた

私はひとりで思い悩む性格で、入社当時は誰にも相談できずに、いろいろなことを抱え込んでいました。あるとき仕事に行き詰まり、近くで見ていた上司から「一人で抱え込むことはない」とアドバイスされ、とても気持ちが軽くなった記憶があります。頼っていいんだ、相談していいんだと分かり、そこから自分自身が大きく変わりました。人とのコミュニケーションがとれるようになり、仕事もスムーズにこなせるようになったのです。

入社6年目の現在、上司と後輩の間を取り持つことも私の役割の一つではないかと感じています。後輩には、業務はもちろんのこと、「調子はどう?」「困っていることはない?」と積極的に声をかけて、プライベートの側面からも相談に乗ってあげられる先輩でありたいと思っています。

学生へのメッセージ

インフラは、社会の基礎部分を担っています。社会を支えているという、やり甲斐を感じることができる仕事です。風通しのよい会社で、優しく頼れる人たちに囲まれて、楽しく仕事ができます。スケールの大きな現場で、技術力を磨き、世界を広げてみませんか。

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