社員紹介
カーボンソリューション事業部
CS試運転第二サービス部
フィールド電気・制御第二グループ
先輩方の役に立ちたいと思い行動したことが
自分自身の知識と経験につながる
試験・試運転調整担当 #09
2023年入社
専攻:電気電子工学
新入社員の仕事は元気と体力!
最初に担当したのは千葉県にある世界最高水準の発電効率を誇る最新鋭火力発電所、五井火力発電所建設プロジェクト※です。はじめは何をすればよいのかもわからない状態でしたが、先輩から「とにかく現場に行く、観察する」のが仕事と言われ、毎朝、朝礼が終わった後に、現場を一周することを日課にしていました。
約40万m²の敷地内に3基の発電設備があり、それぞれ一般的な建物の7階くらいに相当する高さの建屋のなかにガスタービンと蒸気タービン、発電機などの設備があるので、各棟の1階から最上階まで昇り降りしながら設備や現場の状況を見て回るのですが、北海道出身の私にとって五井は暑く湿度も高いので、事務所に帰ってくる前にヘトヘトになってしまうことも。この仕事には、知識や経験だけでなく、体力も必須だと悟り、体力づくりのジョギングを始めたほどです(笑)。
試験・試運転担当は、タービンや発電機などの据え付けが完了した後、それぞれの設備を動かしてみて、問題なく安全に動いているか、お客様の仕様通りの性能を発揮できているかなどを確認するための試験や調整を行っていきます。タービンやボイラーの轟音のなかで作業を行うため、近距離でもイヤホンとスピーカーを使用しないと指示や会話が聞こえません。人生初、というくらいに声を張り上げて必死になって対応したところ、仕事内容の出来、不出来はさておき、「声が大きく、元気があって良い」と先輩方から褒めてもらえました。
その後、さまざまな現場で仕事をしていますが、当社の仕事では「元気」と「体力」は不可欠だと思っています。
※参考:プロジェクト・ストーリー/五井ユナイテッドジェネレーション合同会社 五井火力発電所更新工事
発電所という社会インフラを通じて社会に貢献したい
東芝プラントシステムに入社した理由は、北海道釧路市にある実家から目視できる場所に火力発電所が建設されたことです。地元企業と連携した地域密着型の発電所ということで注目されており、その建設に携わっていた東芝プラントシステムが偶然、大学の企業説明会に来ていて、「社会インフラ」の仕事が、「地域貢献」につながっていることを実感することができ、火力発電に携わる部門で働きたい、と入社を決めました。
発電事業の魅力は社会基盤を支えるインフラとしての重要性だけでなく、発電所の巨大な規模感と、国内外を問わず多くの場所で仕事ができるスケール感です。一方で、地熱発電所や水力発電所など、発電量や規模だけでは測れない重要な設備に携わることもあり、仕事への使命感を感じています。
五井火力発電所のような新設発電所建設の場合は1年以上にわたって現地に滞在することもありますし、定期点検やメンテナンスなどでは数日から数週間の出張ということもあります。寮にいるより出張に出ている日数の方が多く、両親からも「今、どこにいるの?」と聞かれるので、最近は出張先に着いたらご当地のお土産などを実家に送り、「ここで仕事をしているから心配しないで」と伝えるようにしています。
元来、旅好きなので出張は苦ではなく、いろいろな現場で新しい出会いがあることも楽しいです。五井の現場にいたときは、協力会社のメンバーと休日にフットサルをするほど仲良くなったのですが、先日、偶然まったく違う現場で再会し、とても嬉しかったです。
将来は海外の現場にも行ってみたいと思っています。先輩たちの話を聞いていると、「トラブルが多かった」「大変だった」など、マイナスのイメージのエピソードも多いのですが、そう言いながらも、最後には「面白かった」「いい経験ができた」と口を揃えます。海外での業務は、一人で対応しなければならない場面も多くなると思うので、まずは自分の引き出しを増やして対処できる事柄を増やしていかなければならないと考えています。まずは目の前の基礎的な技術習得に集中し、自分で何事も解決できるようになっていきたいです。
安全意識とスキル向上の支援
当社では、朝、パソコンを開くと、「〇月〇日に起きた災害」と、過去の事例が表示されるようになっています。幸い、私の周辺では事故や災害などが発生したことはないのですが、毎朝事例を見るたびに人命の大事さを再認識し、特に年齢が近い人のミスや、ベテランでも「ついうっかり」が引き起こす事例などを見ると、「気をつけなくては」と自分ごととして身を引き締めています。
会社では、公的資格などの取得を奨励しています。通信教育講座などの費用や資格取得時の報奨金支給などの支援があり、私は電気工事士や電気工事施工管理技士などに挑戦しようと考えています。以前は「就職してから取ればいい」と考えていましたが、後悔先に立たず。学生時代と違い、なかなか机に向かう時間が取れませんが、出張先などでの空き時間を有効活用して勉強するようにしています。大学時代の教科書だけではわからなかったのに、業務と結びついて理解できることなどもあり、自分の知識が確実に増えていることを実感しています。電気工事士は実技試験(技能試験)がありますが、現場で協力会社の人が実際に作業しているところを見る機会も多いので、より理解が深まるとともに、頑張ろうという気持ちになります。
部内の同期は私を含めて3名いるのですが、来年度、若手社員の職場交流の一環として、私は現在の試験・試運転部門から設計部門へ、他の2名は設計部門から施工部門へ異動となる予定です。出張する機会が少なくなるようなので、内勤の毎日が想像できず、ちょっと不安もありますが、今までの仕事とはまた違う立場から火力発電に携わることで、新たな視点や経験を増やしたいと考えています。現在進行中の大型火力発電所建設プロジェクトの試験・試運転が2年後くらいに予定されているので、一回り成長した姿で戻れたらいいな、と思っています。
学生へのメッセージ
疑問に思ったことは、深く考えすぎず、素直に聞いてみることが大事です。というのも、私は最初、聞くタイミングすらわからず、質問集のようにまとめて聞いてしまい、逆に先輩たちに迷惑をかけていたかも、と思っています。
新入社員から見ると先輩方はとても忙しそうに見えますが、経験豊富な人たちなので余裕があり、ちょっとした合間に質問しても、作業しながらでも、何でも答えてくれます。
何でも自分でできる人たちなので、手伝いもいらず、何も言わなければ私の出番もないのですが、先輩たちのようになりたい、役に立ちたいと思って、自分にできることを探して走り回りました。
学校などとは違い、自分で意思表示をしなければ成長はありません。「教えてほしい」「やってみたい」と言えば、優しく教えて手を差し伸べてくれるので、ぜひ、まずは自らアクションを起こしてみてほしいと思います。