総和産業株式会社殿
お客様のビジネスを支える重要施設 自動車部品製造工場の建設
工場建設は、常に“ゼロからの体験” 責任の重大さと、新鮮な発見が“やりがいの素”
既存の自動車部品工場の生産を止めることなく新工場を建設

産業システム
工場建設・リプレース産業
2014年12月~2015年12月
お客様となる総和産業株式会社殿は、「シート」などの自動車部品を製造する企業です。
当社 産業システム事業部では、生産効率アップに向けた、本社工場 (埼玉県加須市志多見83-3) の新築工事を請け負わせていただきました。




新工場は、それまで駐車場として活用していた、既存工場に隣接する敷地に建設されました。
工事に際しては、稼働中の工場から完成品を出荷するトレーラーの邪魔にならないことや、周囲にある水田への配慮など、さまざまな要件が求められており、総和産業株式会社殿では、技術力および監督能力に優れた業者を探していたのです。
このプロジェクトを当社が受注できた背景には、これまでに積み重ねてきた「実績がある」と、本プロジェクトの作業所長が説明します。
「本プロジェクトに先立って、総和産業様の親会社であるテイ・エス テック株式会社様の工場を、3期にわたって設計・建設させていただいておりました。その時の実績から、ご紹介いただいたのです。」
そして、2014年後半から設計を開始。建築確認や開発申請を経て、2015年5月末に着工。同年12月に竣工し、引渡しを終えています。

各施工業者とのきめ細かな対話によって、工事を円滑かつ安全に進行

実は、本プロジェクトの着工は、周辺住民への説明会など、さまざまな事情によって、当初スケジュールより約半月遅れでスタートしました。しかし、お客様の収益確保の要となる新工場の稼働を遅らせるわけにはいきません。
プロジェクトは、タイトな日程で進行。少しでも効率よく工事を進めるために、安全に配慮しながら、さまざまな作業を、並行して行うことになりました。各作業が円滑に進むように、工事期間中は朝礼だけでなく、実際に施工を行う各専門業者の責任者と毎日「昼礼」を実施。工程表と、実際の進捗状況を確認しながら進められました。
そして、もう1つ配慮すべき課題がありました。それが、「熱中症対策」です。埼玉は、日本観測史上2位を記録したほどに、暑い地域です。5月に杭打ち工事を開始した時点から、作業員が熱中症にかからないよう、十分気を配る必要がありました。そこで日々、定時の見回りを実施。作業所長自らが現場内に声をかけて歩きました。

4期連続の無事故・無災害を達成し、かつ、作業工程を短縮し工期通りに

こうして、7か月にわたる工事は、「無事故・無災害」で完了。納期も、当初の予定通りに収まり、お客様のビジネスに貢献しています。 しかも、作業所長が監督したプロジェクトにおける「無事故・無災害」は、テイ・エス テック株式会社殿の3期にわたる工場建設に続き、連続で4期目の実現となります。最後に、彼は次のように話します。
「工場建設は、お客様のご要望や、地盤や地形などの立地条件も含め、毎回が“ゼロからのスタート”となり、何度経験しても、新鮮な発見があります。製造業のお客様にとっての“工場”は、ビジネスそのものを支える最重要施設です。私たちの部署では、その大切な施設を、設計段階から任せていただくわけですから責任は重大です。しかしその分、完工した時の喜びも大きいのです。非常にやりがいがあります。」

- このコンテンツは、2016年に取材・製作しました。