インフラ設備やプラントに命を吹き込むラストマンとは

さまざまなインフラ施設やプラント設備は、機器や設備の据え付けが完了しても、「完成」とはいえません。設置した機器や設備の本来の性能を発揮するためには、現場での試験や調整が必要です。さらには、その設備が設計どおりに作られているか、お客様の要望どおりとなっているか、仕様どおりの能力や機能が発揮できるかなどについて、試験や試運転によって確かめなければなりません。また、安全性を確認することも不可欠です。

プラント設備や機器を完成品として仕上げ、お客様へと引き渡す。その重要な役割を担っているのが「ラストマン」、試験・試運転調整担当者です。東芝プラントシステムは、生活が滞りなく営まれるために必要なインフラや生活に欠かせない製品を生み出すための生産設備やプラント、再生可能エネルギー活用のための発電施設などを国内外で幅広く手がけています。それらの設備を完成に導くため、適切な試験方法を検討し、さまざまな技術や知識を駆使して、最後に命を吹き込むのがラストマンの使命。その仕事や活躍ぶりを紹介します。